あの悩み、ドライマウスが原因?口の渇き侮るなかれ!

ドライマウス 原因 症状

最近、口の中の渇きや口臭が気になるな。そういえば、口内炎も頻繁にできるな。このような悩みを抱えている人、その原因は「ドライマウス」かもしれません。ドライマウスが原因で引き起こされる症状は他にもあり、たかが口が乾いてるだけと放置していると・・・。ドライマウスになる原因や、放置することでどんな症状が現れるのか、またどうすればドライマウスを改善することができるのかをご紹介します。

ドライマウスとは

ドライマウスとは、常に口の中が乾いていて、唾液の分泌量が著しく低い状態を言います。ドライマウスは女性に多く、特に40代ころから始まり50~60代の方に突出して多いのが特徴です。

ドライマウスの自覚症状

・口の中が乾く
・パンやビスケットなどパサついて食べにくい
・夜中に口が乾いて目が覚める
・虫歯が多い
・味覚がおかしい
・舌がヒリヒリして痛い
・唇が歯にくっついて話しにくい
・歯茎がヒリヒリして痛い

主なドライマウスの自覚症状は上記の通りです。症状がひどい人になると、口の中で火事が起きているみたいに激しくヒリヒリしたり、サンドペーパーでけずられているような痛みが生じます。

ドライマウスを放置すると

ドライマウスの診断基準は、15分間唾液を出し続け、基準値の1.5ml以下であればドライマウスであると診断されます。上記の自覚症状が1つでも3か月以上続いているものがあれば、自分で「ドライマウスかも?」と疑ってみて下さい。

そのままドライマウスを放置してしまうと、次のような弊害が発生します。

・風邪やインフルエンザにかかりやすい
・口の中が乾く
・虫歯や歯周病になりやすい
・口臭
・口内炎や口角炎ができやすい
・誤飲性肺炎を起こしやすい

唾液には、【消化・浄化・抗菌・粘膜の保護・粘膜の修復】などの役割があり、私たちの体を様々な菌から守ってくれています。ところが、ドライマウスで唾液量が著しく減少することにより、菌は浄化されず、乾いた粘膜で菌が繁殖し、虫歯や歯周病になったり、風邪などの感染症にかかりやすくなるのです。

ドライマウスの原因

では、なぜドライマウスになるのでしょうか。

ドライマウスの原因は一つではなく、複合的な問題が絡み合っていることが多いのですが、特に多いのが【ストレス】と【筋力】の問題です。

ストレスでドライマウスになる仕組み

唾液を分泌する唾液腺は、ストレスを強く影響されます。
ストレスがなくリラックスできている状態で副交感神経が優位に立つと、唾液腺から水分の多いサラサラした唾液がたくさん出ます。ところが、緊張やイライラなどのストレスで交感神経が優位に立つと、唾液の分泌量が減るだけでなく、ネバネバした唾液が出るようになります。

これがストレスでドライマウスになる原因です。ドライマウスの人が増える40~60代の女性は、仕事や家庭のいろいろなストレスが降りかかる時期でもあります。一見、ドライマウスとストレスは関係ないように思えるので驚きですよね。

口呼吸の人は要注意

もう一つの原因【筋力】は、口呼吸と大きな関係があります。

口呼吸の人は、鼻呼吸の人と比較して明らかに唇の周りの口輪筋の筋力が衰えています。鼻呼吸の場合は、しっかりと唇を閉じるために口輪筋を使っていますが、口呼吸の人は口が開きっぱなしの為、口輪筋が使われずに衰えてしまいます。その為、口呼吸を治そうと思っても、意識が唇から遠のいた瞬間に口輪筋が緩んでしまいます。

せっかく唾液が分泌されても、口呼吸のため口腔内が乾いてしまうのですね。

ドライマウス改善法

ドライマウスを改善させるためには、梅干を見たら唾液が出るようなイメージを利用した訓練や、唾液の分泌を促す薬の服用など、その人によってさまざまな手法が取られます。ここでは、NHK「あさイチ」で放送された面白い改善法をご紹介します。

カラオケでドライマウス改善

カラオケでドライマウスが改善?
逆に歌うことで口が乾きそうな印象が強いですが・・・。

カラオケで歌を唄うことで、原因となるストレスが発散できて、顎の付け根にある筋肉(咬筋)が、耳下腺を刺激して唾液が分泌されるようになるのです。口先だけでボソボソと歌うのではなく、表情も込めて顔の筋肉を使うように大きな声で歌うのがポイント。

選曲にもポイントがあり、テンポが良くて歌詞も多い、口をしっかりと動かせる曲がオススメ。
例えばどんな曲かと言うと、2014年の人気カラオケ曲の中からドライマウス改善にもってこいの曲は、

1位:アゲハ蝶(ポルノグラフティ)
2位:ようかい第一体操(妖怪ウォッチ)
3位:promise(広瀬香美)

天体観測(BUMP OF CHICKEN)
evolution(浜崎あゆみ)
タッチ(岩崎良美)
愛を込めて花束を(superfly)
女々しくて(ゴールデンボンバー)

実際にドライマウスの人で実験をしたところ、どの人も唾液分泌量が上昇していました。

ペットボトルでドライマウス改善

次に紹介するのが、ペットボトルを使って口輪筋を鍛えるトレーニングです。口呼吸の人は唇周りの口輪筋が衰えていて、口をしっかり閉じることが出来ないので、そこを鍛えます。

用意するものは、【300mlの水入りペットボトル・ボタン・たこ糸】です。

ボタンの穴にタコ糸を通しで結びます。そして、反対側のタコ糸にペットボトルをくくりつけます。ボタンを唇と歯の間に入れて、顔を真下に向けてから、ペットボトルを垂直に持ち上げて20秒キープします。

これがクリア出来ればOK。口呼吸の人は、口輪筋の筋力が弱いので、最初は数秒と持たないと思います。その場合は、水を100mlに減らし、20秒間キープできるようになったら、徐々に水の量を増やしてき、最終的には300mlを20秒間、1日5セット。これを2週間継続しましょう。

トレーニングはなかなか続かない・・・。という方は、ガムを噛んだり、固いものを食べるなど日頃から口周りの筋肉を使うように工夫するといいですね。

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