血糖値を下げる温泉&家庭のお風呂の入り方

血糖値を下げる温泉

年を取ると共に血管が硬くなっていく動脈硬化。この動脈硬化を放置するとどうなるか・・・。脳梗塞や心筋梗塞など命に係わる病気に襲われてしまうこともあるので注意が必要です。動脈硬化が一気に進んでしまう原因が【血糖値】です。健康診断で血糖値が高めと診断され、食事制限など工夫しているけれど思うように血糖値が下がらない。そんな方に朗報です!”たけしのみんなの家庭の医学”で特集された、血糖値が下がる温泉&家庭のお風呂の入り方をご紹介します。

血糖値と動脈硬化の関係

血糖値を下げる温泉&お風呂の入り方のご紹介の前に、血糖値と動脈硬化の関係について少しお話しします。

冒頭でもお伝えした通り、動脈硬化を急激に進めてしまうのが血糖値です。血糖値が高くなると、血管内にあふれかえった糖分が血管にダメージを与え続け、動脈硬化が促進されます。そして、プラークなどができやすくなり、その結果、脳梗塞や心筋梗塞などに繋がるのです。

そもそも私たちの体では血糖値が上がると、膵臓からインスリンという物質が分泌されます。そして、インスリンは血管内の糖分を筋肉や各臓器に運ぶエネルギーとして利用されます。こうすることで、血液の中の血糖値が一定に保たれています

そこでキーワードは【インスリン】です。
ある泉質の温泉に入ると、インスリンの作用が高まることで血糖値が下がり、その結果、血管年齢が若返らせることができます。その温泉は、酸性泉の温泉です。

血糖値を下げる温泉

酸性泉の温泉で血糖値が下がる

酸性泉とは、その名の通り酸性度の高い温泉です。群馬県の草津温泉や万座温泉などが酸性泉として有名ですね。

酸性泉の特徴は、強い硫黄臭や黄色味がかったお湯で、入るとピリピリとした感じのするお湯です。酸性泉には、亜鉛や銅・クロムなどの微量元素が豊富に含まれています。その中でも血糖値を下げるカギを握っている微量元素が、亜鉛とマンガンです。

酸性泉に入ることで、亜鉛やマンガンが皮膚から入って膵臓に届き、インスリンの作用を高めます。そして、血液の中にあふれた糖分を筋肉や臓器に運ぶことで血糖値が下がります

実際どのくらい下がるのか

たけしのみんなの家庭の医学では、健康診断で空腹時血糖値が標準よりも少し高めの2人の50代女性で検証されました。

【検証ルール】
 ・2泊3日の湯治
 ・食事制限はしない
 ・運動もしない
 ・1日に温泉に入る回数は3回
 ・1回の入浴時間は5分以内

2泊3日で朝食・夕食付きの温泉宿に宿泊し、食事制限は一切なしで間食も自由。そして運動もしない。純粋に温泉だけで血糖値が下がるのかという検証が行われました。

その結果は、本当に驚きのものでした。

【検証結果】
 空腹時血糖値
  Aさん 101→99→92
  Bさん 102→101→83

 血管年齢
  80歳以上→40歳代

空腹時血糖値は100以上が要注意で、126を超えると糖尿病の疑いありの数値です。2人とも検証前は100を超えていた血糖値が、2泊3日の湯治で完全に健康の数値に戻っています。そして、血管年齢も実年齢よりも若返っていたのです。

なぜ、血管年齢も若くなるの?

では、なぜ温泉に入っただけで血管年齢まで若くなったのでしょうか。

温泉に入ると、高い温熱効果によって血管が拡張します。1日に3回温泉に入ることによって、血管は拡張と収縮を繰り返します。この動きが血管のストレッチとなり、硬くなった血管が弾力性を増して血管年齢が若返ったということなのです。

酸性泉の温泉に入っただけで血糖値が下がり、血管年齢も若返る。しかし、今回の2泊3日の検証で得られた温泉の効能は、2~3日持てばいい程度。毎日温泉に入れれば理想的ですが、現実はなかなか難しい。

そこで、家庭でも簡単に血管を若返らせることができる入浴法をご紹介します。

簡単!家庭でできる血管若返り入浴法

ポイントは、【いかに血流をアップさせるか】です。

血糖値が高い人は血液がドロドロです。入浴で体が温まると血管が拡張します。すると血液の流れがサラサラと良くなり、血液が体の隅々まで行きわたります。その結果、血管の中の糖分が筋肉などに取り込まれていき、血糖値が下がりやすくなります。

しかし、ただお風呂に入っているだけではダメ。2つのことに気を付けて入浴することで、血管若返りの効果が得られます。

水圧がかからないよう入浴する

家庭のお風呂に普通に入ると、全身にかかってくる水圧は何と5~600キロもあります。それは、お相撲に前後からハグされているようなもの。

入浴直後は大きな水圧が体にかかり、末端の血管は収縮してしまいます。すると、末端の血液の流れが悪くなり、血液中の当分を体の隅々へ運びにくくなってしまいます。その為、いかに水圧がかからないように入浴するかがポイントなのです。

洗面器を浴槽に沈めて、その上に座る

こうすることで、水の深さが浅くなり、水圧が減ります。水圧が減れば血管は拡張し、糖分を体の隅々へと運ぶことができます。

リラックスして入浴する

リラックスして入浴すると、副交感神経が優位に立ちます。副交感神経が優位に立つと、血管を拡張させる作用が働きます。

浴槽に沈めた洗面器の上に座り、そのまま横になり頭を浴槽にフチに乗せる

このように寝湯の姿勢を取ることでリラックスすることができます。

お風呂の温度は40~41度で、入浴時間は15分程度。入浴時間はあくまでも目安。心地よいと感じる時間は個人差があるため、額に汗をかいたり、鼓動が早くなったら無理をせずに出るようにしましょう。

毎日、この入浴スタイルでお風呂に入れば、酸性泉の温泉に入らずとも血管年齢を若返らせることができるのです。健康診断で血糖値が高めだと言われた方、そろそろ血管年齢が気になるという方は、毎日の入浴スタイルを見直してみるのもいいですね。

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